CfPという言葉
2 min readOct 15, 2018
CfPという言葉、最近割と特定の界隈では市民権を得てきたと思います。
が。誤用が多い!特にプロポーザルを応募した人が「CfP送った!」とか書いてることがあって、そのたびに僕は一人でモニョモニョします。
まあ、日本語としてそうやって定着していくならそれはそれでいいのですが、一応ツッコミを入れたい!
そんなわけでこのエントリを書いています。
そもそもCfPとは「Call for Proposals」であって、なるたけそのまま意訳すれば「『プロポーザルを応募して欲しい』という呼びかけ」という意味の言葉です。
日本語でふつうに書けば、「プロポーザルを募集する』という行為ですね。
つまり、この行為を行っているのはカンファレンス等の主催者側です。
プロポーザルを書く側は、この呼び掛けに応える、つまりプロポーザルを応募する人達です。
なので、たまに見る「CfPした!」は、(そもそもそんな使い方はしませんが)強いて言えば主催者側が言うべきことであって、プロポーザルを応募した側がいうのはおかしいのです。
以下のような使いかたはOKです。
- CfP(期間)に間に合った!
- CfPに応募してみた
- CfPの結果はいつ届くのかな?
あくまでもCfPはプロポーザルを募集する行為とそのプロセス。プロポーザルは応募、審査、採用されるもの。
正しい形で定着するよう願いを込めて!